新たに18人判明

 石川県は18日、県内の男女18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち7人の感染経路が不明で、直近1週間の合計は45人となり、過去最多に並んだ。県は市中感染が広がっているとみて、警戒を呼び掛けている。

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 週単位の感染経路不明者が45人を数えたのはこれまでに3回あり、直近では「第3波」の2月17日だった。

 北野喜樹健康福祉部長は18日、県庁で会見し、「変異株の比率は約5割。県外からウイルスが持ち込まれるだけでなく、県内で感染が広がっている」と指摘。大人数の会食を避けるなど、日常的に生活を共にする人以外との接触を極力減らすよう求めた。

  病床使用率は61・2%、過去最高

 病床使用数は158床で前日に続き過去最多を更新した。病床使用率も61・2%で、1月21日に現在の指標を導入してから最も高くなった。近日中にも病床数は258床に増える。

  加賀市医療センター、クラスター認定

 18日に公表した18人のうち、医療従事者5人と患者2人が加賀市医療センターで集団感染したとみて、県は県内42例目、病院で9例目のクラスター(感染者集団)に認定した。同センターはさらに1人の感染も公表しており、累計8人となる。

 粟津神経サナトリウム(小松市)では1人の感染が判明し、累計13人となった。クラスターと経路不明を除く3人は、感染者の濃厚接触者である。

 18人は10~90代以上で、中等症が1人、軽症か無症状が17人。県立学校に通う10代女子高校生と大学生を含む。居住地別では金沢市と加賀市が各5人、小松市3人、白山市2人、野々市市と能美市、内灘町が各1人となっている。

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