石川県は17日、県内外の男女16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同日までの1週間の感染経路不明者は計43人となり、2月17日以来の感染拡大警報相当に悪化した。

 使用病床は過去最多の156床で、最大確保病床258床に対する使用率は60・5%に上昇し、新たなモニタリング指標が導入された1月21日以降で最多となった。

 経路不明者の増加は、市中感染が広がっている可能性を示すとされる。重症者は2人増えて11人、専用病床使用率は31・4%に上がり、ともに1月15日と並ぶ最多となった。

 既存のクラスター(感染者集団)では、企業関係7例目で1人の感染が分かり計13人、小松市民病院では入院患者1人が増えて計22人、粟津神経サナトリウム(小松市)では入院患者1人の陽性が判明して計12人にそれぞれ拡大した。

 クラスター関係を除いた13人のうち、金沢、小松、野々市、内灘の20~60代の男女7人は感染経路が分かっていない。野々市市の20代女性は子どもと接する業務のある施設の職員で、県は接触者などの調査を進めている。7人には公務員が含まれるほか、2人に県外滞在歴があった。

 残る金沢、小松、野々市、県外の20~60代男女6人は濃厚接触者と接触者で、公務員が含まれる。県外の40代男性は仕事で石川に来ていた。

  富山2日連続20人

 富山県は17日、県内で新たに10歳未満~70代の男女20人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が20人となるのは2日連続で、感染者の累計は1120人となった。変異株は新たに10人が確認され、累計は110人。感染拡大警報「富山アラート」が発令された14日以降も感染の波は止まらず、夜間の外出自粛などを求める「ステージ2」への移行が現実味を帯びてきている。

 新規感染者の内訳は富山市12人、氷見市4人、魚津市2人、射水、滑川市各1人。

  小松市消防本部1人の感染確認

 小松市消防本部は17日、消防署に勤務する20代男性1人が新型コロナに感染したと発表した。他の署員に濃厚接触者はおらず、消防庁舎は消毒済みで業務に影響はない。同日の県発表分に含まれる。

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