職員、患者7人が新型コロナに感染した加賀市医療センター=同市作見町

 加賀市医療センターは17日、職員5人と患者2人の計7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。職員1人に発熱があり、他の6人は無症状。7人はいずれも同じ病棟に勤務、入院している。石川県は18日、医師や看護師でつくる独自の対策班を同センターに派遣する予定で、クラスター(感染者集団)に認定するとみられる。

 同センターは17日から、救急患者らの受け入れを見合わせた。南加賀では現在、クラスターが発生した小松市民病院でも患者の受け入れを休止しており、地域医療体制への懸念が広がっている。

 同センターでは17日に病棟部門の職員1人が発熱し、センター独自に実施したPCR検査で陽性となった。この病棟部門の職員と接触した職員、患者約60人にPCR検査を行い、うち6人が陽性、約40人は陰性だった。他は結果待ちとなっている。

 13日に発表済みの同センター職員感染者との接触はなく、感染経路は不明という。7人は17日の県発表分には含まれていない。

 センターは救急患者をはじめ、外来診療の紹介状のない初診患者、予約なしの再診患者、新規の入院患者受け入れも当面断る。救急患者は市内や近隣の医療機関に回す。入院予定者は入院日を延期するほか、緊急性の高いケースは他の医療機関に受け入れを依頼する。

 加賀市は18日、市役所で宮元陸市長らが出席し、緊急の新型コロナ感染症対策本部会議を開く。

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