石川県は15日、県内の男女19人が新型コロナウイルスに感染し、このうち7人と既に公表した2人の計9人が粟津神経サナトリウム(小松市)で感染が広がったとみて、県内41例目、病院8例目のクラスター(感染者集団)に認定した。重症病床使用率は1月16日以来の25%超えとなった。

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 粟津神経サナトリウムの感染者の内訳は、看護師ら医療従事者が4人、患者が4人で、もう1人は職員の接触者。いずれもワクチンは接種していない。職員と患者は同じフロアにいた。県は医師らでつくる独自の対策班を派遣した。

 小松市民病院のクラスターでは新たに1人の感染が分かり、計20人となった。一つの自治体で、同時期に病院クラスターが複数確認されたのは県内で初めて。

 クラスター関係を除く感染者11人のうち、7人が濃厚接触者と接触者で、4人が感染経路不明となっている。

 19人のうち、2人が中等症、17人が軽症か無症状。職業別では無職6人、医療従事者4人などで、県立学校教員1人が含まれる。市町別では能美市が最多の5人となっている。

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