児童体験用に製作された御物石器の複製品とワークシート=砺波市埋蔵文化財センター

 砺波市埋蔵文化財センターは、同市井栗谷(中尾)の中尾遺跡から出土した市指定文化財「御物(ぎょぶつ)石器」の複製品2点を製作し、展示を始めた。使用方法が解明されていない「謎の石器」で、1点は体験用として自由に触れることができるようにし、訪れた児童らの太古への関心を高める。児童用のワークシートも作り、無料で配布する。

 複製品は樹脂製で、実物と同じ、長さ32センチ、幅9・6センチ、重さ2・8キロに作り、手触りなども忠実に再現した。

 御物石器は縄文時代後期の石器で北陸、東海地方で集中的に出土している。祭(さい)祀(し)に使用された説があるが、不明な点が多い。砺波市の石器は同市福岡の厳照寺に保管されており、これまで公開される機会が少なかった。

 「御物石器のナゾを解け!」と題したワークシートは、児童が考えたことやスケッチなどを記入し、持ち帰れるようにした。

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