石川県は15日、新たに新型コロナウイルス感染者19人を確認し、小松市の精神科病院「粟津神経サナトリウム」で県内41例目のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。7日連続で2桁の感染となり、感染者の累計は2113人となった。

 新たに感染が確認されたのは、金沢、白山、小松、加賀、能美、津幡の各市町在住の10歳未満~80代の男性13人、女性6人。

 新規感染者のうち、7人が粟津神経サナトリウムの看護師や入院患者らで、県は同病院でクラスターが発生したと認定した。同病院の感染者は、県が14日に発表した看護師ら2人も含め、計9人。県は14日からクラスター対策班を派遣し、ゾーニングの指導などに当たっている。県によると、感染者は同じ病棟のスタッフや患者で、県は感染した患者を院内にとどめ、県が派遣した医師らが医療支援に当たっている。

 クラスターが発生した小松市民病院の関連では、同病院に入院していた10歳未満の園児1人の感染が新たに判明。同病院関連の感染者は計20人となった。

 このほか、既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触者が7人で、残る4人の感染経路が分かっていない。

 15日現在、県内で治療中の患者は156人(前日比13人増)で、うち重症者は9人(同3人増)となっている。重症者用病床使用率は25・7%で、県によると、20%を超えるのは3月6日以来。

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