石川県内のトップを切って新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける住民=珠洲市総合病院

 新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種が13日、石川県内19市町のトップを切り、珠洲市で始まった。県内市町で唯一、感染者が出ていない同市は、重症化リスクの高い75歳以上の市民約4千人を優先。接種場所となる市内6医療機関のうち市総合病院では、初日に70人が接種を受けた。

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 珠洲市総合病院では一般診療の来院者数が落ち着く午後4~7時にワクチン接種用の動線を設けた。接種後の経過観察で体調に異変を訴える市民はいなかった。

 市は、13日に接種を開始した市総合病院と15日に始める5民間医療機関の6施設でワクチンを注射する個別接種方式を採用した。ワクチン供給量が限られるため、当面は週3日(火・木・土曜)を接種日とし、1週間に計440人に対して実施する。

 65歳以上の珠洲市民は約7千人。65~74歳の住民には21日に接種券を発送する。ワクチン供給が増えると見込まれる5月下旬以降は毎日接種し、1週間に約1200人にワクチンを打つ。

 65歳以上を対象とした高齢者接種は17日から小松市でも始まり、5月中には県内全19市町で行われる。

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