石川県は11日、県内の男女18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。直近1週間の新規感染者は96人で感染拡大警報ラインの85人を2日連続で超えた。県は12日の感染状況をみて、感染拡大警報の発出を検討する。

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 感染拡大警報が発出されれば、1月21日~3月12日以来、2度目となる。県によると、警報の発出で「Go To イート」の食事券の販売、県民宿泊割事業の新規予約は停止する。6月4~6日に開催を予定する第70回金沢百万石まつりの全行事の中止も協議される。

 18人のうち、小松市民病院のクラスター(感染者集団)の感染者は4人で、3人が看護師。3人は1回目のワクチン接種を受けていたが、2回目を受けておらず、効果が不十分だったとみられる。残る1人は感染者の同居人で、このほか、同病院は患者1人の感染も公表した。同病院は感染症対策本部を設置した。

 企業関係7例目のクラスターでは1人の感染が判明し、累計11人となった。

 クラスターを除く13人のうち、感染者の濃厚接触者や接触者が8人、感染経路不明が5人。県水産総合センター職員が含まれる。18人は1人が重症、17人が軽症か無症状。

 県教委は11日、小松高の生徒の感染を発表した。12日は臨時休校した。

  知事「石川4波の中」

 谷本正憲知事は12日、県内の感染状況について「第4波の入り口から少し中に入ってきている。4波をできるだけ小さくすることに全力を尽くす」と話した。金沢市内で行われた「いしかわ観光創造塾」開講式のあいさつで述べた。

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