石川県は11日、新たに新型コロナウイルスの感染者18人を確認したと発表した。感染者の累計は2048人となった。県内では11日午前10時までに、新型コロナウイルスの検査262件が行われ、新たなクラスター(感染者集団)の発生はなかった。
新たに感染が確認されたのは、金沢、白山、小松、野々市、能美、内灘、能登の各7市町在住の10歳未満~80代の男性8人、女性10人。
このうち、10日にクラスターに認定された小松市民病院関連では、看護師3人と、医療従事者の同居者の計4人の感染が確認された。同病院関連では計11人となった。
このほか、同じ職場のクラスターが1人、既に公表されている感染者の濃厚接触・接触が8人、感染経路が分からなかったのが5人。重症が1人、軽症が10人、無症状が7人だった。
県内で治療中の患者は計126人で、うち重症者は3人となっている。
小松高生徒1人が感染
県教委は11日、小松高の生徒1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県が同日発表した感染者には含まれていない。同校では感染状況の確認と校内消毒のため、12日は臨時休校とする。
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