クラスターが発生した小松市民病院=小松市向本折町

 石川県は10日、新たに新型コロナウイルス感染者16人を確認し、新たに小松市民病院でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターの認定は2日連続で、県内で40例目となる。県内医療機関でのクラスターは2月の能美市立病院以来で、7例目となる。県内の感染者数は累計2030人となった。

 新たに感染が確認されたのは、金沢、小松、加賀市在住の10代~80代の男性9人、女性7人。新規感染者のうち3人と、9日に発表があった医療スタッフ4人が同じ小松市民病院関連で、県は同病院でクラスターが発生したと認定した。

 県によると、小松市民病院で新たに感染した同市内の70代~80代の男性3人は入院患者や元患者で、病院内で同じ施設を使っており、感染した医療スタッフと接触する機会があった。このうち1人が重症。県は10日までに病院スタッフや患者ら計188人を検査し、うち7人が陽性だった。県は9日に同病院に県版クラスター対策班を派遣し、ゾーニングや検査方針の確認などを進めている。

 小松市民病院クラスターの3人を除く新規感染者13人のうち、1人は5日にクラスターに認定された免許合宿関連。このほか、10人が既に公表の感染者の濃厚接触者または接触者で、残る2人の感染経路が分かっていない。

 10日現在、県内で治療中の患者は120人。うち重症者は2人となっている。

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