松井事務局長(右)から地獄谷の説明を受ける「つばたふるさと探偵団」の山崎会長(右から2人目)ら役員=小矢部市松尾

 石川県津幡町の観光ボランティア「つばたふるさと探偵団」の山崎信子会長(63)ら役員4人が5日、小矢部市の「ふる里おやべ再発見推進委員会」の松井賢三事務局長(71)の案内で、同市の源平倶利伽羅(くりから)合戦の史跡を訪れた。源氏軍が「火牛(かぎゅう)の計」で平家軍を破ったと伝わる「地獄谷」を一望できるポイントなどを見学し、古戦場への理解を深めた。

 松井さんは車で気軽に足を運ぶことができるコースとして、平家軍の本陣があった「猿ケ馬場」や、「火牛(かぎゅう)の計」で敗れた平家軍がなだれ落ちたとされる「地獄谷」の眺望地点を紹介。推進委が昨年秋にのぼり旗を設置して分かりやすくしたことも説明した。

 牛の角に松明(たいまつ)を付けて突進させたとされる源氏軍の戦法について、松井さんはスペインの火牛祭りの写真を示し、「牛の角に松明を付けても牛は暴れない。火牛の計は実現可能だ」と強調した。山崎会長は「眺望地点で合戦全体の状況がよく分かる」と話した。

 ふるさと探偵団は今後、資料を作成し、会員全員で眺望地点を見学する。

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