高岡、射水、氷見の3社が協力して開発した新商品=高岡市内

 高岡、射水、氷見市に本社を置く異業種の3社が連携し、新湊産ベニズワイガニの干物と、魚の刺し身に合うポン酢を、ひみ里山杉(氷見産スギ)の化粧箱に詰め合わせた贈答用の新商品を開発した。1日から販売する。新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増える中、海山の魅力を凝縮した逸品で、新たな富山ファンを開拓する。

 魚の加工食品製造を手掛ける「IMATO(イマト)」(射水市)が、新湊産のベニズワイガニを干した「越(こし)の干蟹(ほしがに)」を提供。同社と、みそ・醤油製造販売の山元醸造(高岡市)が共同開発した「お刺し身ぽん酢」を添えた。干しガニは生に比べてうまみが2・5倍程度に凝縮し、ポン酢との相性が抜群という。

 化粧箱は縦14・5センチ、横17・5センチ、高さ6・3センチ。岸田木材(氷見市)がひみ里山杉で仕上げ、各社のロゴをレーザー加工で精密に描いた。ふたを開けると木のふくよかな香りが漂い、山里の魅力も伝えている。1個5500円(税込み)で、インターネット通販やIMATOの直営店で取り扱う。

 IMATOの東海勝久社長によると、コロナ禍で家にいる時間が増え、贈答用だけでなく、自分用に高価な品を買い求める動きも広がっている。東海社長は「全国の皆さんに富山湾の海の幸を楽しんでほしい」と期待を込めた。

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