海を望む会場で迫力の演奏を繰り広げる出場者=金沢港クルーズターミナル

各部門の優勝者

各部門の優勝者

  初代日本一に埼玉の神山さん

 第1回全国じょんから三味線競技会石川大会(北國新聞社特別協力)は28日、金沢港クルーズターミナルで開かれ、全国から集まったプロから小学生まで121人が9部門で腕前を競った。地元勢は高校生以下の部で口出(くちで)智太郎さん(14)=金沢市清泉中2年=、寿年(65歳以上)男性の部で酒井敏彦さん(69)=小松市=、一般女性の部で湊香寿美さん(30)=川北町=が優勝した。Aクラスを制した神山英徳さん(27)=埼玉県川口市=が初代日本一に輝いた。

 北前船によって「じょんから」が津軽に運ばれたという一説にちなみ、海の玄関口を会場にした珍しい競技会となった。Aクラス、一般男女、壮年(50歳以上)男女、寿年男女、高校生以下、小学生の各部門の出場者が「じょんから節」の力強いバチさばきを披露した。

 北陸で初となるじょんから三味線の全国大会とあって、各地の大会で活躍してきた地元勢は感慨もひとしお。口出さんは「地元の大会の初回を優勝で飾れてうれしい。日本一を目指してさらに頑張りたい」と意欲を示し、酒井さんは「地元のプレッシャーもあったが、普段通りの演奏ができてよかった」とほっとした表情で話した。湊さんは「1年ぶりに出た大会で、まさかのうれしい結果となった」と喜んだ。

 壮年女性の部優勝の小林申岵(のぶこ)さん(55)=新潟市=はかほく市出身で、地元ゆかりの奏者の活躍が目立った。

 大会はジャポニスム振興会石川支部が主催した。開会式では大会名誉会長の大谷祥子ジャポニスム振興会副会長、大会委員長の一川明宏・明宏会主宰、審査委員長の福士豊勝・福士三絃会家元があいさつした。

 このほかの各部門の上位入賞者は次の皆さん。

 ▽小学生 (1)篠原好輝(奈良)(2)天野佑久(愛知)(3)能戸悠成(内灘)▽高校生以下 (2)小野寺舞夢(宮城)(3)多田智大(滋賀)▽寿年女性 (1)加藤零子(愛知)(2)服部千代枝(岐阜)(3)大森静子(富山)▽寿年男性 (2)山岸嘉久(小松)(3)森口隆信(和歌山)▽壮年女性 (2)松田由紀(東京)(3)倉本由美子(白山)▽壮年男性 (1)鈴木哲弥(埼玉)(2)志賀金也(岐阜)(3)亀谷英明(大阪)▽一般女性 (2)飯田華那(大阪)(3)平野ことは(静岡)▽一般男性 (1)森下智彬(愛知)(2)中原正人(東京)(3)福島孝顕(山梨)▽Aクラス (2)白藤ひかり(東京)(3)菅野優斗(北海道)(4)中村滉己(愛知)(5)武田佳泉(東京)(6)神山卓也(埼玉)

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