酒米を使った弁当を買い求める客=砺波市三郎丸

 南砺市産の酒米を使った弁当を販売する「酒米を食べようプロジェクト」は21日、砺波市三郎丸の若鶴酒造「令和蔵」で開かれた。砺波市内の飲食店の若手経営者らが氷見牛やノドグロなどを使って作った和洋の弁当80個が販売され、市民の人気を集めた。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う日本酒需要の低迷で、酒米産地の南砺でも米余りが起きているため、料理店「食堂633」を経営する水上喜貴さん(38)が生産地を応援するために企画。焼き鳥店「真(さね)ゆき」、和食「年輪」、イタリア料理「ラ・プリマヴェーラ」が賛同して参加した。

 1個2500円(税込み)で販売され、全体の約8割が売れた。若鶴酒造の協力でかす汁も付けた。夫と訪れた同市徳万の石附(いしづき)照子さん(82)は「酒米のご飯は珍しいので、食べてみたいと思った」と話した。28日も行われる。

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