20~26日の「春の火災予防運動」を前に、富山市の春の消防総合訓練が14日、福沢地区で行われ、大山消防署員や住民ら259人が火災時の対応を確認した。
 市営住宅福沢団地からの出火を想定して行われ、住民がバケツリレーや消火器で初期消火に取り組み、駆け付けた署員や消防団員がホースで鎮火に当たった。
 林野に飛び火した場合も想定し、木に向かって放水したり、チェーンソーで原木を切ったりする作業も確認した。活動中に滑落した団員を、ヘリコプターを使って救助する訓練も行われた。終了後には森雅志市長が講評した。

無断転載・複製を禁じます