群馬県高崎市の寺で座禅し、登山者の安全と新型コロナウイルスの終息を願う黒沢完一さん(左)ら=13日

 乗客乗員520人が亡くなった日航ジャンボ機墜落事故の現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」の開山を控え、管理人の黒沢完一さん(77)と有志10人が13日、登山者の安全と新型コロナウイルスの終息を願い、高崎市の寺で座禅と法要に参加した。

 黒沢さんが、慰霊登山などを通して親交があった住職に座禅を依頼して実現した。法要後の座禅では副住職が参加者に「自己と向き合い、対峙する時間」と語りかけた。参加者は20分間、それぞれに思いを巡らせた。

 2019年の台風19号で崩落した登山道の復旧工事やコロナ感染拡大の影響で、昨年の開山期間中の登山者は例年の2割程度だった。

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