福井県議会で原発再稼働についての質問に答える杉本達治知事(中央)=12日午後、県庁

 福井県にある運転開始から40年を超えた関西電力の原発3基の再稼働を巡り、17日閉会の県議会定例会では同意の是非の結論が出ないことが決定的になった。最大会派の県会自民党が12日、表明した。国が原子力政策の方向性や立地自治体の長期的な振興策をより明確に示す必要があるとしている。

 同会派の仲倉典克県議はこの日の予算決算特別委員会で「国に投げてまだ返ってきていないボールが多い」と指摘。杉本達治知事は「国に具体的に形にするよう強く求める。その回答を得たら再び県議会で議論を進めてほしい」と応じた。

 高浜原発1、2号機と美浜原発3号機の再稼働を立地2町は既に同意した。

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