2011年の東日本大震災で、地震を受けて保育園・幼稚園から保護者に引き渡された後、津波で犠牲になった園児が岩手、宮城、福島3県で少なくとも96人に上ることが4日、共同通信の調査で分かった。園に残った子どもは集団避難で無事だった施設が多い。国は引き渡しのルールづくりを促すが、詳細は施設側に委ねられ、保護者対応などは課題のままだ。

 3県では公立小・中学校でも、保護者が地震後に引き取った120人が犠牲になったことが共同通信の調査で既に判明。幼保との合計は216人以上になった。

 3県の沿岸36市町村を対象に自治体の担当部局のほか、一部の幼稚園や保育園にも尋ねた。

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