少ない? 市、判断できず

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が多発した金沢市片町地区で、接待を伴う飲食店を対象に市が実施したPCR検査の最終結果は2日公表された。10日間の総検査数1230人のうち、陽性は2人で陽性率は0・16%だった。対象店舗780店に対し、検査数が少ないのではないかとの指摘について、担当者は「対象人数は不明のため、検査数が多いか少ないかは判断できない」としている。

 市の一斉検査は2月19日から、キャバクラやホストクラブ、バー、スナックなど約780店舗を対象に無料で実施した。20日に30代女性、23日に60代男性の陽性が判明している。今後、実際の参加店舗数や年代別の検査人数の公表を検討する。

  県内のコロナ5人、4日連続で1桁

 石川県は2日、金沢市の男女5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。軽症が4人、無症状が1人。4日連続で1桁となるのは、1月30日~2月2日以来となる。感染者の累計は1862人。

 50代男性3人は感染経路が分かっておらず、40、70代女性は濃厚接触者。5人のうち1人は片町地区関係である。

 白山市は2日、市立学校の通学者1人が感染したと発表した。学校指導課によると、2月18日から登校しておらず、臨時休校などの措置はとらない。

  金沢中央卸売市場50代従業員が感染

 金沢市中央卸売市場は2日、市場に店舗を構える事業者の50代男性従業員1人が感染したと発表した。男性は仕入れ業務に従事している。同市場事務局によると、出入り業者で感染が確認されるのは初めて。市保健所の調査で市場関係者に濃厚接触者はおらず、市場業務は通常通り行う。

  ワクチン4日到着、5日から接種開始

 県が担当する医療従事者向けワクチン接種に向け、4日に県立中央病院に1170人分が到着することが関係者への取材で分かった。同日には金大附属病院と金沢医科大病院にも計2340人分が配布される見込み。

 県立中央病院は5日から接種を始める方針で、他の2病院も順次接種を進めていく。3月第2週には、県立中央、金大附属、金沢医科大の3病院と、国立病院機構金沢医療センター、金沢市立病院にそれぞれ1170人分が配られる予定となっている。

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