強風の影響で富山県内の鉄道や富山市内電車は2日午前を中心にダイヤが乱れた。

 あいの風とやま鉄道(富山市)は、始発から午前10時台までの列車のうち上下線24本を計画運休した。8本に最大24分の遅れが生じた。約4千人に影響した。

 午後1時45分ごろ、東富山―水橋駅間の架線にビニールが引っ掛かっているのを乗務員が見つけ、約1時間後に撤去した。この影響で列車2本が運休し、別の2本に最大48分の遅れが出た。

 JR高山線は越中八尾―富山駅間で午前の列車8本が運休した。北陸線は金沢と大阪を結ぶ特急サンダーバード3本が運休し、20本が迂回(うかい)運転となった。

 富山地方鉄道(富山市)が運行する市内電車は午前7時40分ごろ、県庁前駅近くで架線の切断が見つかり、復旧のため富山駅―富山大学前の3往復、富山駅を起点に中心市街地を環状運行する環状線の1本が運休した。

 富山空港発着便は強風の影響で、羽田発315便と富山発316便の到着がそれぞれ約1時間遅れた。

  ドア外れ女性下敷き

 富山市消防局によると、同市稲代の70代女性が強風で外れたドアの下敷きになった。頭と背中を地面にぶつけ、市内の病院に搬送された。

 北陸電力送配電によると、南砺、富山市内の計130戸で停電が発生した。いずれも強風による設備故障が原因とみられる。

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