観測された蜃気楼=1日午前9時50分、魚津沖の富山湾(魚津埋没林博物館提供)

 魚津沖の富山湾で1日、2日連続で上位(春型)蜃気楼(しんきろう)が観測された。通算で今年5回目となる。

 魚津埋没林博物館(魚津市)によると、午前9時10分ごろ、射水方面から富山方面の護岸にわずかな伸びが確認された。同9時50分ごろには、黒部市生地方面や射水市の新湊大橋などに明瞭な変形が見られた。鮮明度は5段階中、3番目のCだった。

 1日の富山県内は、高気圧に覆われて日中は晴れ、次第に湿った空気の影響で曇りとなった。最高気温は富山市21・8度、高岡市21・3度など県内全域で4月下旬から5月中旬並みの暖かさだった。2日は寒冷前線が北陸地方を通過するため朝から雨となる見通し。

  最深積雪平年比2倍 冬の天候まとめ

 新潟地方気象台は1日、北陸地方の今冬(昨年12月~今年2月)の天候経過をまとめた。富山の最深積雪は1月10日の128センチ(平年比206%)で、降雪量は1月が202センチ(同127%)、3カ月では387センチ(同112%)だった。

 北陸地方は前半を中心に降水量が多く、富山は972ミリ(平年比143%)、伏木は931・5ミリ(134%)となった。

 後半は高気圧に覆われて晴れた日が多かった。平均気温は富山が4・3度(平年3・7度)、伏木も4・3度(同3・8度)と高かった。2月は平年より1・8度以上高い富山5・1度、伏木4・8度だった。

 日照時間は富山、伏木とも2月に平年比130%を超えた一方、12、1月は少なく、3カ月合計では平年並みだった。

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