イサザを狙う住民=1日午前7時45分、穴水町川島

網にかかったイサザ

 奥能登各地で1日、イサザ漁が解禁され、穴水町川島の小又川では石川県の採捕許可を受けた住民が、伝統の四つ手網「ほうちょう」を川に沈め、春を告げる魚影を追った。

 イサザは白く半透明のハゼ科の小魚で、水温が上がる春に産卵のため川をさかのぼる。穴水町役場近くでは、午前7時ごろから住民が桟橋に立ち、釣りざおで川面をたたいて、イサザを網へ追い立てた。

 半世紀にわたり漁を続ける殿田富男さん(73)=穴水町大町=は「解禁を楽しみにしていた。初日は捕れない年も多いが、大漁に期待したい」と話した。

 石川県内の各河川でも渓流釣りが解禁となり、シーズンを待ちわびた愛好者が川辺に繰り出した。

 1日の県内は晴れや薄曇りで、正午までの最高気温は金沢19・6度、輪島18・9度、小松19・9度となった。金沢地方気象台によると、夕方から曇りとなる見通し。

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