石川県は24日、県内の男女12人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1人が重症、1人が中等症、10人が軽症か無症状。クラスター(感染者集団)の発生した能美市立病院で新たな陽性者2人が確認され、累計25人となった。12人のうち、県が営業時間の短縮を要請している金沢市片町地区の感染者は1人。1日当たりの退院者は過去最多の27人となった。

  片町検査、全て陰性

 金沢市による片町地区の一斉検査は134件実施し、いずれも陰性だった。

 能美市立病院の感染者は同市の50代女性看護師と入院患者の70代女性。既に確認されている感染者と同じフロアにいた。

 クラスターを除く10人のうち、男子大学生1人を含む金沢市の20~40代の男女6人は感染経路が不明。残る4人は金沢、野々市、能美市の30~60代の男女で、感染者の接触者や濃厚接触者だった。

  1人取り下げ

 20日に公表した感染者1人について、PCR検査で2度陰性だったため、患者発生届を取り下げた。

 県議会の本会議後、谷本正憲知事は記者団に、片町地区での感染者について「クラスターが発生した飲食店以外に30店舗近くで感染が確認された。心苦しいが活動に制限をかけざるを得なかった」と語った。範囲を片町1、2丁目、木倉町としたことについて「商店街の振興対策でやっているわけではない。感染を封じ込める趣旨でやっている」と理解を求めた。

  金大の1人感染、入試は予定通り

 金大は24日、学生1人の感染を公表した。学生は6日以降、キャンパスに立ち入っていない。25、26日の大学入試2次試験は予定通り実施する。

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