ビゼーの名作を情熱的に演じる出演者=金沢市の石川県立音楽堂

 オペラ公演「カルメン」(本社後援)は19日、金沢市の石川県立音楽堂交流ホールで開かれた。北陸ゆかりの声楽家有志が恋に奔放な女性カルメンと、いちずな衛兵ドン・ホセの破滅的な愛を描いたビゼーの名作を情熱的に演じた。

 公演はコロナ禍でも歌劇文化を絶やすまいと、金沢のソプラノ石川公美さん、七尾のメゾソプラノ鳥木弥生さんらが、2021金沢カルメン実行委「リベルテ」を結成して企画した。

 冒頭の前奏曲、鳥木さん演じるカルメンの「ハバネラ」、バリトンの原田勇雅さんの「闘牛士の歌」など聞きどころが多く、石川さんが指導する創作オペラ劇場声楽コースの児童生徒9人も仏語の合唱で元気な歌声を届けた。

 終幕ではカルメンとテノール村上公太さん演じるホセの二重唱と合唱で舞台は盛り上がりを見せ、衝撃的な殺人劇で幕が下りた。

 伴奏は密を避け、電子オルガンで演奏された。県音楽文化協会が共催した。

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