勝興寺を見学する参加者=高岡市内

 高岡市国際交流協会は14日、地元在住外国人らを対象に、同市の国重要文化財・勝興寺や氷見市のひみ番屋街などの見学イベントを初開催した。コロナ禍でインバウンド(海外誘客)の落ち込みが続く中、近隣の観光名所などを巡る「マイクロツーリズム」を推進して、新たな需要を掘り起こす。

 カナダやベトナム、フランスなど6カ国出身の外国人10人を含む30人が参加した。勝興寺では、観光ボランティアガイドグループ「比奈の会」の金子榮子さんと土田孝子さんから、寺の歴史や建築様式について説明を受け、本堂などを見学した。

 ひみ番屋街では、氷見産の食材をふんだんに使った昼食を味わった。帰りはJR氷見駅から観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称べるもんた)に乗り込み、車窓に広がる富山湾や立山連峰の景色を満喫した。

 射水市の高校で外国語指導助手(ALT)を務めるフィリピン人のマリクリス・ラウロさん(34)=同市三ケ=は「楽しみにしていた勝興寺の見学では、本堂の建築技術に感動した」と話した。

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