オーストラリア・ニューサウスウェールズ大のマーティン・グリーン教授

 国際科学技術財団は29日、優れた科学技術の成果が対象の日本国際賞を、今年は太陽光発電の大幅な効率向上を実現したオーストラリア・ニューサウスウェールズ大のマーティン・グリーン教授(72)と、がんの発生の仕組みを解明した米国の2人の研究者に贈ると発表した。

 グリーン教授は、結晶シリコンを使った太陽光発電装置で発電ロスを防ぐ技術を1980年代から次々と開発。約17%で頭打ちだったエネルギー変換効率を約25%まで引き上げた。

 米ジョンズ・ホプキンズ大のバート・フォーゲルシュタイン教授(71)ら2人は、複数の遺伝子異常の蓄積でがんが生じることを解明した。

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