紙芝居を描く児童=珠洲市みさき小

 珠洲市みさき小4年生6人は28日、同校で、地元に伝わる民話「引砂のさんにょもん」の紙芝居作りに取り組んだ。地域と小学校が互いに行き来しながら子どもを育てる「コミュニティ・スクール」事業の一環で、児童は地域の大人の手ほどきを受けて、頓知の効いた民話を生き生きと描いた。

 三崎公民館が仲立ちし、さんにょもん保存会長でコミュニティ・スクール運営協議会長の濱野和喜雄さん(69)、同保存会の赤坂信正さん(75)、絵画指導の菊谷正好市議(71)が訪れた。

 同校は、引砂のさんにょもんを教材にした学習に取り組み、4年前から紙芝居制作を進めている。今年の題材は、さんにょもん話の中から、昨年11月の学習発表会で3、4年生で劇を演じた「九艘(くそう)暗い」を選び、児童は各場面を手分けして描いた。3月にお披露目を予定する。濱野さんは「一体となって地元民話の伝承につなげたい」と話した。

     

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