湯釜神事でクマザサを清める神職=輪島市河井町の重蔵神社

 輪島市河井町の重蔵神社で24日、年中行事の始まりとなる「鎮火祭」が営まれ、氏子総代や輪島消防署員ら9人が湯釜神事で防火や無病息災を祈った。

 能門重矩(のとしげのり)宮司が、湯釜の熱湯に浸したクマザサの葉を参列者に向けて振っておはらいした。

 鎮火祭は、重蔵神社や周辺の民家が焼失した1910(明治43)年4月の輪島大火などを受け、防火を祈る神事として続いている。花が咲く頃に心が浮つくことで起こるけがや病気を鎮める願いを込め「鎮花祭」とも呼ばれる。

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