着陸に失敗し、滑走路から外れ停止したアシアナ航空機=2015年4月15日、広島空港

 広島空港(広島県三原市)で2015年、ソウル発のアシアナ航空機(エアバスA320)が着陸に失敗し乗客34人が負傷した事故で、広島地検は15日、業務上過失傷害などの容疑で書類送検された当時の機長(53)と副操縦士(41)=いずれも韓国籍男性=の2人を不起訴処分とした。理由は「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がないため」としている。

 書類送検容疑は15年4月14日、旅客機を着陸させる際、霧などの影響から機体の位置が確認できない状態で降下を続け、滑走路手前の航空保安無線設備に衝突して接地、胴体滑走させるなどして乗客34人にけがをさせた疑いだった。

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