診療報酬の不正請求について記者会見し、謝罪した三重県立総合医療センターの新保秀人理事長・病院長=15日午前、三重県庁

 三重県立総合医療センター(四日市市)は15日、産婦人科でがん患者への保険適用外の腹腔鏡手術を開腹手術と装い、診療報酬を不正請求した事例が2014年4月~20年8月に112件あったと明らかにした。不正請求額は数千万円に上り、東海北陸厚生局に報告して返還する方針。

 新保秀人理事長・病院長は「医師の診療報酬制度への理解不足があり、学会の指針も順守していなかった。事務部門も確認体制が不十分だった」と説明し、謝罪した。

 センターによると、保険診療が認められない子宮頸がんや卵巣がんの腹腔鏡手術をし、それぞれ開腹手術だとして診療報酬を請求したケースが40件あった。

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