初市で水揚げされたブリ=今月4日、氷見市の氷見魚市場

 氷見市の氷見漁港のブランド魚「ひみ寒ぶり」の水揚げが、年明け以降ペースダウンしている。今月の市場開場7日間は1日平均317本で、1066本だった12月の3分の1以下となっており、連休明けの12日は今季最少の12本にとどまった。寒ぶりシーズンは2月ごろまで続くだけに、民宿や飲食店などは復調を期待している。

 年明けの初市は701本とまずまずだったが、その後は伸び悩み、千本超えは1日もない。先月は千本超えが12日もあったのと比較すると物足りない数字となっている。

 今季は書き入れ時の12月に大漁続きで、水揚げは12日で3万2727本。既に2014年度の3万2395本を上回っている。ひみ寒ぶりの基準が現在と同じ重さ6キロ以上となった13年度以降では、同年度の6万2086本に次ぐ豊漁となっている。

 寒ぶりが十分に確保されていることから、氷見市内の仲卸業者らは「突然捕れなくなることは過去に何度もあった」と、年明け後のペースダウンを冷静に受け止めている。12日の水揚げが12本に落ち込んだ理由についても、大雪で物流が滞っている影響を指摘する声が出ている。

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