川湯温泉の大塔川につり下げられた「揚げ物」と呼ばれる「ジャンボ張り子」=12日、和歌山県田辺市

 川湯温泉の大塔川につり下げられた「揚げ物」と呼ばれる「ジャンボ張り子」=12日、和歌山県田辺市

 和歌山県田辺市の川湯温泉を流れる幅約70メートルの川に12日、冬の風物詩の「ジャンボ張り子」がつり下げられた。近くにある十二薬師へのお供えとして江戸時代に始まったとされる。降りしきる雪の中、長さ5メートルの特産のアユや、疫病退散と書かれた妖怪アマビエなど9体がしめ縄に取り付けられた。

 張り子は「揚げ物」と呼ばれ、地元旅館が竹ひごの骨組みに紙を張って制作する。以前は野菜をかたどったものがほとんどだったが、近年は話題のキャラクターも作られるようになった。

 自治会長の小渕昇さん(75)は「新型コロナウイルスの早期収束を祈りながら作業をした」と話した。

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