神戸市中心部と神戸空港を結ぶポートライナーの駅で2019年4月、券売機から現金約63万円を盗んだとして、窃盗罪に問われた神戸新交通の元運輸助役の男性被告(60)に、神戸地裁(村川主和裁判官)は7日、「他の人物によって盗まれた可能性が残る」として無罪判決を言い渡した。求刑は懲役2年6月。

 検察側は公判で「被告は事件前後に券売機の金庫を開けており、現金を窃取することが十分可能だった」と主張したが、村川裁判官は判決理由で、別の職員が精算機の現金を回収した際に盗まれた可能性が残るとして退けた。

無断転載・複製を禁じます