6日、香港で記者会見する警察幹部(AP=共同)

 【香港共同】香港警察は6日、香港国家安全維持法(国安法)の「国家政権転覆罪」違反の疑いで民主派53人を逮捕した。香港政府の治安トップ、李家超保安局長は逮捕した民主派の政治家らについて、立法会(議会)での過半数獲得により財政予算案を否決し、行政長官を辞職に追い込んで「政府機能をまひさせようとたくらんでいた」と批判した。議会内に反対派の存在を許さない中国の強硬姿勢を反映したといえる。

 逮捕者のうち6人は政権転覆行為を組織、47人は転覆行為に参加した容疑という。昨年6月末の国安法施行以来、同罪の適用は初めてとみられる。

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