兵庫県加古川市の中2女子生徒が2016年にいじめを苦に自殺した問題で、部活動の当時の顧問と副顧問がいじめを示すメモをシュレッダーで破棄したことを市教育委員会が知りながら、教職員の処分権限を持つ県教委に報告していなかったことが6日、県教委への取材で分かった。

 県教委は18年11月、破棄を把握しないまま16年当時の校長を戒告の懲戒処分、顧問は懲戒に当たらない厳重注意とし、副顧問は処分していない。結果的に処分が軽くなった可能性があり、遺族側が県教委に再調査を要請したことも判明した。

 関係者によると、18年6月に副顧問が遺族側と面談した際、破棄を認めた。

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