ニューデリーにある新型コロナウイルスワクチンの接種センターで、配布システムの試験に参加する人々=2日(AP=共同)

 【ニューデリー共同】インドの医薬品規制当局は3日、国内で開発し製造した新型コロナウイルス感染症ワクチンの緊急使用を承認したと発表した。インドは感染確認者が1千万人超と米国に次ぎ世界2番目に多い深刻な状況。先進国に比べ接種が遅れている新興国に、国産ワクチン承認の動きが広がった。インドでは新型コロナのワクチン承認自体が初めて。

 保健当局によると、インドは途上国で必要な他の感染症ワクチンの6割を生産した実績がある。承認された新型コロナのワクチンは2~8度の温度で保管できるため、生産が本格化すれば保管設備が不十分な新興・途上国にワクチンが広がることも期待される。

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