2005年7月、出迎えた橋田幸子さんに手を振って歩み寄るモハマド・ハイサム・サレハ君=羽田空港

 イラク・ファルージャの病院で働くモハマド・ハイサム・サレハさん=7月(本人提供・共同)

 【カイロ共同】少年時代にイラク戦争で左目を負傷し、2004~05年に訪日して治療を受けたイラク人モハマド・ハイサム・サレハさん(26)が、イラクの病院で新型コロナウイルス対策に従事し奮闘している。過激派組織「イスラム国」(IS)と軍の衝突にも巻き込まれたが、日本の記憶を大切にして社会人になった。

 「日本では自宅にいるように温かく迎えてもらった。助けてくれた方々に大きな感謝を伝えたい」。モハマドさんは7日までに、共同通信の電話取材にそう話した。中部ファルージャにある母子病院に勤務し、広報部門でコロナ予防の啓発をしている。

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