長崎県対馬市消防団の安田寿和団長(右)から看板を受け取る熊本県球磨村消防団の松野三千夫団長=2日午後、球磨村

 7月の豪雨による球磨川の氾濫で流失した熊本県の球磨村消防団の看板が、直線距離で300キロ近く離れた長崎県の離島・対馬で約3カ月後に見つかった。対馬市の消防団が2日、球磨村役場を訪れ看板を返還した。

 看板は「第四分団詰所」のもので、縦約1・5メートル、横0・4メートルの木製。7月4日の豪雨で詰所ごと流失したとみられる。10月半ばに対馬北部の海岸で、住民が漂着した看板を発見した。

 対馬市の安田寿和消防団長は「被災した消防団員や村民の励ましになってくれれば」とあいさつ。球磨村の松野三千夫消防団長は「看板を前に身の引き締まる思いだ」と感謝を述べた。

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