19日、EU首脳会議の会場に到着したドイツのメルケル首相=ベルギー・ブリュッセル(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】新型コロナウイルスで打撃を被った欧州経済を立て直す「復興基金」創設を協議するため17日開幕した欧州連合(EU)首脳会議は、20日未明まで紛糾が続いた。甚大な被害を受け多額の資金を早急に求める南欧などと、返済不要の補助金を制限したいオランダなど主に北部の国が対立した。

 ミシェルEU大統領は18日、7500億ユーロ(約92兆円)の基金総額のうち、受け取り国に渡し切りとなる補助金について、会議前に提示した5千億ユーロから4500億ユーロに減額。一層の減額を示したとの情報もあるが、オランダなどは受け入れないという。

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