西村康稔経済再生担当相は18日の記者会見で、新型コロナウイルス対策で要請しているイベントなどの入場者数を5千人までとする制限に関し、8月1日に予定している一段の緩和は「慎重に考えなければいけない」との認識を示した。
東京都の新規感染者が18日も290人と過去最多に迫る水準が続き、全国でも感染再拡大に歯止めがかからないため、制限緩和の停止も視野に再検討する姿勢に転じた。制限が継続された場合には、プロ野球やサッカーのJリーグ、大規模なコンサートなど幅広いイベントの開催に影響が及びそうだ。
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