旧日本軍のBC級戦犯を裁いた「横浜裁判」で、国が被告の氏名を黒塗りで開示した記録

 太平洋戦争下の捕虜虐待などの罪で、米軍が旧日本軍のBC級戦犯を国内で唯一裁いた「横浜裁判」を巡り、神奈川県弁護士会が、審理の検証作業を始めたことが18日、分かった。戦後75年の節目に、埋もれた裁判記録に光を当て、戦争の惨禍を継承するのが狙い。検証結果は2030年までにまとめる方針。

 日本側の裁判記録は個人情報保護のため氏名が黒塗りで開示され、米側の記録は邦訳がなく、研究が進んでいない。捕虜の処刑を審理した裁判では、上官が責任を回避し、命令を受けて実行した部下が死刑判決を受けた例もあった。

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