農林水産省は5日、2019年度のカロリーベースの食料自給率が前年度より1ポイント上昇し、38%だったと発表した。サンマやサバなどの魚介類が不漁だったが、小麦の生産量が拡大したことが寄与した。過去最低だった前年度水準からわずかに改善したが、依然として低い水準にとどまっている。前年度を上回ったのは08年度以来11年ぶり。

 生産額ベースの自給率は前年度と同じ66%だった。

 自給率は長期的には低下傾向にある。農水省は30年度に45%に引き上げる目標を掲げ、取り組みを進めている。

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