ロシア極東連邦総合大函館校で行われた、わら人形燃やして春の訪れを祈るロシア式の祝祭「マースレニツァ」。左は春の神「ヤリーロ」=10日午前、北海道函館市

 ロシアの大学の分校としては日本で唯一のロシア極東連邦総合大函館校(北海道函館市)で10日、ロシア式の祝祭「マースレニツァ」があり、冬を象徴するわら人形を燃やす伝統行事などで春の訪れを祈った。同市は日本で最初にロシア領事館が置かれるなど、歴史的関係が深い。

 駐車場に作られた高さ約2メートルのわら人形に火が付けられると、ロシア語を学ぶ日本人学生や観客から拍手が起こり、ロシア語で「明るく、燃えろ、燃えろ」とかけ声が上がった。学生らが寸劇や民謡も披露した。劇で春の神「ヤリーロ」を演じたフョードル・デルカーチ副校長は「温かい春の訪れが楽しみだ」とほほ笑んだ。

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