厚生労働省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関

 厚生労働省は11日、雇用保険の加入要件である週の労働時間に関し、現行の「20時間以上」から「10時間以上」に緩和する案を労働政策審議会の部会に示した。多様な働き方を踏まえ、雇用のセーフティーネットを広げる。パートら約500万人の加入を見込む。育児休業明けに短時間勤務をする人への新たな給付制度の詳細も提案。仕事と育児の両立を支援する。

 雇用保険には現在、労働時間が週20時間以上で、31日以上の雇用見込みのある場合に加入する。厚労省案では、労働時間の要件について10時間以上20時間未満の人を追加する。保険料率のほか、育休や失業の際に受け取れる給付は現在の加入者と同水準とする。

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