9日、パレスチナ自治区ガザから立ち上がる煙(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は9日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの掃討作戦を継続した。各地で空爆や砲撃が相次ぎ、ガザ保健当局は同日、この1日で中部デールバラハの病院で71人、南部最大都市ハンユニスの病院で62人、計133人の死亡が確認されたと明らかにした。米ニュースサイト、アクシオスは9日までに、イスラエル高官の話として、軍が攻勢を強めるハンユニスの攻略には「3~4週間」かかるとの見通しを伝えた。

 軍は9日、ガザの学校でクマの縫いぐるみからライフルが見つかったとする映像を公表した。別の場所では国連機関のロゴがついた袋から武器が見つかったとしている。

 ガザ保健当局の8日の発表によると、10月の戦闘開始以来、ガザ側の死者は計1万7487人に上った。1日で300人以上増えたとしている。

 軍は8日、ガザでハマスが拘束する人質の奪還作戦を行い、兵士2人が重傷を負ったと表明した。人質は奪還できなかった。ハマスは軍の作戦を阻止した際に拘束する兵士1人が死亡したと主張した。信ぴょう性は不明。

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