買い物客でにぎわう歳暮ギフトセンター=9日正午、金沢市内の百貨店

  ●県内暖か、売れ行き好調 開店前から行列

 官公庁や一部の企業で冬のボーナスが支給されてから最初の週末となった9日、石川県内は好天に恵まれ、各地の商業施設は多くの買い物客らでにぎわった。金沢市中心部の百貨店ではコートなどの冬物衣料、高級ブランド品、アクセサリーの売れ行きが良く、年末の消費が盛り上がりを見せている。

 香林坊大和では午前10時の開店直前に、約100人が並んだ。開店後は1階のアクセサリー売り場や、8階の歳暮ギフトコーナー、人気サッカー漫画「ブルーロック」の企画展に多くの客が足を運んだ。高級ブランド品も好調に推移しているという。

 金沢エムザでは、婦人服や紳士服の売り場でコートなど防寒具を品定めする夫婦や女性が多く見られた。改装したばかりの子ども服売り場でも家族連れが買い回りを楽しんでいた。担当者は「地下の食品も好調だ。年末に向けて消費がさらに高まってほしい」と期待した。

 香林坊周辺では香林坊ラモーダの「ビームス」「ザ・ノース・フェイス」、香林坊プラザの「A.P.C.(アーペーセー)」「TOGA(トーガ)」などで買い物を楽しむ多くの人の姿が見られた。

 近江町市場では店員の威勢のいい声が飛び交う中、大勢の市民や観光客が、ズワイガニの雄「加能ガニ」や雌のコウバコガニなど旬を迎えた海の幸を品定めした。各店からは「普段の土曜よりもにぎわっている。天気もこの時期では珍しいほどに良く、観光客が多いように感じる」との声が聞かれた。

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