無人店舗を試用する白山市職員=同市白峰

 白山市白峰で8日、人工知能(AI)や顔認証システムを活用した無人店舗の実証実験が始まり、田村敏和市長らが買い物を体験した。白峰では今後、デジタルトランスフォーメーション(DX)による地域づくりがさらに進む予定で、住民から地域のにぎわい創出に期待する声が上がった。

 広さ約16・5平方メートルの店内には缶ジュースやカップ麺、ティッシュペーパー、郷土料理の「かっちり」、土産物の手ぬぐいなどが並んだ。関係者は、店の中に設置されたカメラ22台による「顔パス」での買い物を体感した。田村市長は「便利になれば集客力が高まり、白山手取川ジオパークの魅力発信につながる」と話した。

 一般客の受け入れは12月下旬からで、期間は来年11月末まで。白峰観光協会が管理し、当面は白峰の8店舗が商品を並べる。

 実験に参加するスマートホテルソリューションズ(東京)の高志保博孝社長(47)は、「DXが進んで新たなことに挑戦する余力が生まれ、これまで以上に地域の魅力を発信できる」と語った。

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