七尾で2本認定された煌=5日午前8時50分、七尾市公設地方卸売市場

 石川県漁協が設ける「天然能登寒ぶり」の最高級ブランド「煌(きらめき)」が5日、金沢、七尾市の市場で4本が認定され、場内は活気に満ちた。4日にも4本が選ばれ、今季の合計は9本となり、認定制度がスタートした昨季の8本を早くも上回った。市場関係者からは「漁はこれからが本番。続々と煌が出てくるだろう」と期待の声が上がった。

 5日は岸端定置網組合(七尾市)と日の出大敷(能登町)が、それぞれ17・5キロと15・5キロ、16・1キロと15・0キロの大物を水揚げした。県漁協かなざわ総合市場と七尾市公設地方卸売市場に2本ずつが運び込まれ、電子入札にかけられた。相場の2~3倍の価格で落札された。

 認定開始から5日目ですでに昨季の認定数を超え、県漁協の担当者は「今年はブリが多くとれており、大物もたくさん入っている」と声を弾ませた。

  ●寒ブリ豊漁続く

 県漁協によると、かなざわ総合市場では1日の1711本を皮切りに、3日に600本、4日に1000本と寒ブリの豊漁が続いている。大きさも通常は8~9キロ台が多いのに対し、今年は10キロ超が目立つという。

 七尾魚市場の青木紀社長は「全体的にいいブリが揚がっている。これからも煌が出るよ」と顔をほころばせた。岸端定置網組合の一瀬保夫組合長は「今後も大物を七尾に出していきたい」と意気込んだ。

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