イスラエル軍の空爆を受けた現場で生存者を探す人々=3日、ガザ地区南部ラファ(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は3日、パレスチナ自治区ガザで攻撃を強化し、中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると3日朝の空爆で、ガザ南部のハンユニスとラファで30人以上が死亡した。既にガザ北部を掌握した地上部隊が南部に侵攻を拡大する準備を進めているもようだ。

 イスラエルのネタニヤフ首相は2日の記者会見で「地上作戦なしに目標を達成できない」と語り、イスラム組織ハマスの掃討に向け地上作戦を強化する方針を強調した。

 情報筋によると、ハマスの指導者ハニヤ氏は11月、イランに財政支援を要請した。戦闘長期化を見据えた軍資金確保の動きとみられる。

 イスラエル軍は3日、戦闘機や地上部隊、無人機などでハマスの武器貯蔵施設や地下トンネルを破壊したと表明。10月以降、破壊した地下トンネルは500カ所に上るとしている。

 ガザ保健当局によると、北部ジャバリヤの難民キャンプで戦闘が再開した1日から2日までに100人以上が死亡。中部デールバラハの難民キャンプでも大きな被害があった。

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