リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土処分場候補地の岐阜県御嵩町が開いた審議会の初会合=19日午後、御嵩町

 リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土処分場候補地の岐阜県御嵩町は19日、JR東海の計画について検討する審議会初会合を開き、専門家や公募で選ばれた住民ら13人の委員が議論した。出席者からは、候補地に環境省が選定する重要湿地が含まれることから計画を拒否するよう求める声が上がった。

 会合の冒頭で渡辺幸伸町長は「さまざまな視点、立場から意見を出し合い、より良い計画になるよう協議を重ねてほしい」と述べた。他の出席者からは「安全性や環境への影響についてJR東海の誠意ある説明が必要」との意見などが出た。

 審議会では来年3月末までに意見を集約する方針で、町はこれを基にJR東海と協議するとしている。

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